おやじ韓流ドラマにハマる（おすすめファンタジー系）

家内が韓流ドラマを観ているのは横目で見ていましたが、まさか自分が韓流ドラマにハマるとは思ってもみませんでした、それもラブコメものが面白いなんて。

これまでアクション、SF、ファンタジー、ホラー系が好みでラブコメものは観たことがなく、韓流ドラマとは無縁、特に恋愛ものの引っ付いたり離れたりのドラマは何が面白いのかと思っていました。

休日の暇つぶしにAmazonプライムビデオにてSF、ファンタジー系で面白そうなものを探していたところ、たまたま「九尾の狐とキケンな同居」というタイトルが目に留まり、「九尾の狐」というワードにちょっと興味を惹かれ、第1話を観てみることに。

再生してみると韓国の古い時代から始まり、タイトルとも合っていないような感じがして5分ほどで観るのを止めようかと思ったら話が現代に飛んだので、もう少しどんなストーリーなのか続けて観ることに、結局数日で全16話を一気観してしまいました。

ここから自分の中で韓流ドラマのイメージが「韓流ドラマ＝面白い」に変わりハマっていきました。

韓流ファンタジーって面白い！

他にもつい続きが観たくなるようなストーリーの作品が多くあり、何より韓流ドラマに出てくる女優は可愛い、美人が多く、持ち味をうまく引き出しているのも魅力のひとつですね。

還暦を越した男性でも若かりし頃を思い出しながら充分楽しめると思いますので、これからの夜長に韓流ドラマをご覧になっては如何でしょうか。

おやじ世代でも充分ハマります！

それで観た中で面白いと思った、まずはおすすめ5作品のあらすじを紹介させていただきます。ただあらすじを知ることなくドラマを観たい方には向いていないかもしれません。

韓流ドラマファンタジー系
まとめ

韓流ドラマファンタジー系

「九尾の狐とキケンな同居」

人間になりたい999歳の九尾の狐ウヨは、1000歳を迎えるまでに人間の精気を玉に集めていた。しかし1000歳を迎える年に女子大生ダムに誤ってその玉を飲ませてしまった。九尾の狐は1000年生きると悪鬼になってしまう。ウヨはいきなり九尾の狐姿で正体を明かし事情を説明し玉を取り出す方法を見つけるまで同居することにした。またウヨの友人に700歳で人間になった女狐ヘソンがいて、ウヨとヘソンのやり取りも間の抜けた会話がなかなか楽しい。ダムは寅年の男に触られると体調が悪くなるため監視役にヘソンを学生として大学に行かせる。玉を取り出すだけの関係のはずがダムはウヨに惹かれていく。しかし人間に深く関わることを恐れたウヨはダムの記憶を消し距離をおこうとしたが実は記憶は消えておらずウヨもそのことに気付いていない。だがダムはフラれたと思い記憶がないフリをしていた。そしてウヨは大学の教授として少しの間ダムを見守ることに。あとでダムの記憶が消えていないことに気付いたウヨはダムと今度は離れない決心をする。しかしウヨを見守っていた神が現れ人間同士が結ばれるべきと運命の赤い糸をダムとダムに好意を持つ大学の先輩と結んでしまった。ウヨは何とか阻止しようとするが赤い糸の効果は面白いように絡む。その後ダムは赤い糸は神がウヨを人間にするための試練だったことを知りウヨを人間にするため、より密接になっていく。1000歳が近づきウヨに異変が起こり身体が消えかかっていた。ダムが写真を見ているとウヨの姿が消え驚きウヨの自宅へ向かう途中、ダムがトラックに引かれる寸前その場にウヨが現れ身代わりに衝突、そして身体が消滅してしまった。ダムはしばらくの期間嘆き悲しんだが、実は愛と忍耐と犠牲を知ることが出来るかというこれが神の試練であり見事クリアできた。

まさにラブコメファンタジーという感じで面白い作品です。

主役の女優は、イ・ヘリ（1994年6月9日生）、男優はチャン・ギヨン（1992年8月7日生）

全16話（2021年）。再生時間は一話59～73分。総時間1,027分(17時間7分)。

「パフューム～恋のリミットは12時間～」

浮気夫と離婚しようとした40歳のぽっちゃり主人公ジェヒに香水が入った発送元不明の宅配便が届いた。その香水をつけてみるとモデルを目指しスタイル抜群だったころの23歳の自分に変身（戻る）という奇跡がおきた。ただ魔法の香水効果は12時間で元の体形に戻ってしまう。しかし人生をやり直すチャンスと、夢だったモデルになるため家出、イェリンと名乗り、業界トップクラスのツンデレデザイナーイドの自宅へ家政婦として上がり込んだ。ジェヒはイドの子供時代の初恋相手だったがジェヒはそのことを知らず、またジェヒがイェリンと知らないイドはイェリンを召使い扱いしていたが徐々に心を許すようになりお互い惹かれていく。イェリンはモデルとして知名度を上げていくが世間を騒がせるようなトラブルにも巻き込まれる。イドから一緒にいたいと告白されたイェリンだったが、香水の残量も少なくなりその秘密を解き明かそうとして浮気夫に拉致されイドに助けられたところでジェヒのぽっちゃり姿に戻ってしまう。全てがイドにバレてしまうが、イドは初恋の相手とわかり大満足であった。そしてイドは奇跡の香水を20年前に自分が作ったことを思い出し、香水を作った工房へ行くが既に閉鎖されていて手がかりはなかった。香水を使い切り最後のランウェイに立ち、無事ショーも終わりドアを出ると仙人がいる香水工房に繋がっていた。そこでジェヒは仙人に1人で堂々と生きることを諭され消息を絶った。それから1年が過ぎジェヒは自分に自信がもて再会した。

最終話はもう少し盛ってほしい気はしましたが十分楽しめるストーリーで主人公イェリンは妖艶な美しさを感じさせる方ですね。

主役の女優は、コ・ウォニ（1994年9月12日生）、男優はシン・ソンロク（1982年11月23日生）

全32話（2019年）。再生時間は一話27～37分。総時間1,028分(17時間8分）。

「ひと夏の奇跡 waiting for you」

主人公の高校生ヘソンは学校の屋上で目が覚め、教室に行くが知った顔が誰もおらず調べると12年後の世界になっていた。訳が分からなく自宅へ戻ってみると他人が住んでおり、不審者として警察に連れて行かれた。そこで親友だった同級生が警官になっており12年前に亡くなっていたことを知る。ヘソンは12年前の誕生日に恋人ジョンウォンの頼みで高校へ行ったとき美術室で同級生の死体を発見した直後に交通事故で亡くなり、警察に殺人犯として処理されていた。ジョンウォンは自分のせいでヘソンが事故にあったと悩み、借金をしながらもヘソンの兄弟たちの面倒を見ていたが、いつしか兄弟たちは別々に生活を始めていた。そんなところに理由は不明だが12年後、ヘソンは高校生姿のまま甦りジョンウォンや親友たちに驚かれたが受け入れられる。そして同級生の殺人は自分が犯人ではないことを説明し、親友の警官は改めて当時の事件の真犯人を探すことに。調べていくうちにヘソンとの交通事故の真犯人がいることも分かってきた。また他にも同じように甦った人がいて手助けをしてくれたが突然消滅してしまった。また弟が殺人犯の真犯人との疑いがでてきてヘソンは落ち込み遠出した先であるお婆さんに出会った。実はお婆さんのご主人も数年前に甦ったがやはり突然消滅しており、いつまでも現世にとどまれないと思い覚悟を決めた。ヘソンの身体が時折り透けるようになり現世にいるうちに恋人ジョンウォンや兄弟のため何かを残そうと必死になり、兄弟たちは食堂をオープンし、ジョンウォンは絵本を出版することができた。そして同級生殺人の真犯人とヘソンを轢いた真犯人も見つかり、ついにその時が来てヘソンは消えてしまった。

兄弟たちの恋愛問題なども微妙に絡み合って話が広がるが、なかなか面白いストーリー。ただヘソンが何故甦って消えていくことについてはよく分からない感じはなきにしもあらずですが。

ちなみにオープニングソングはつい口ずさみたくなるような耳障りのいい曲です(Taru「내 눈앞에 너」（私の目の前に））。

主役の女優は、イ・ヨニ（1988年1月9日生）、男優はヨ・ジング（ 1997年8月13日生）

全30話（2017年）。再生時間は一話38～45分。総時間1,254分(20時間54分）。

「ホテルデルーナ～月明かりの恋人～」

1000年前に幽霊専用の魂を癒す「月の宿」ができ、現代ではホテル・デルーナとして女社長マンウォルと幽霊の従業員たち、そして死者が見えるようになってしまった特別な人間チャンソンは霊は怖いが総支配人としてデルーナで働くことに。そこでは幽霊たちに心残りなく成仏できるように世話をするのであるが、宿泊客が悪霊となって人間たちに災いを起こすのを阻止したり、過去にタイムスリップしたりと事件やトラブルなど騒動が絶えない。また死神や麻姑伸（仙女）も登場しマンウォルを監視(見守る？）しながら霊の成仏を手助けする。実はマンウォルは悪鬼になる直前に麻姑神が罰として月霊樹というデルーナにある枯木に魂を縛り生と死の時間が止まった状態でいたのだ。その月霊樹に葉が茂ると再び時間が動き出すのだが、チャンソンが触れると葉が茂りだしてしまった。それはマンウォルの罰が終わることを意味し、花が散ってしまうとマンウォルは逝ってしまい、デルーナも消えることになる。デルーナが無くなっては困ると従業員たちはチャンソンをデルーナから追い出そうとするが失敗、マンウォルはチャンソンに黙ってホテルを移転してしまった。しかしチャンソンは知り合いの幽霊と一緒に移転先を探し出した。そしてマンウォルとチャンソンは惹かれあっていく。いよいよ月霊樹に花が咲きホテルは終わりに近づく、最後の宿泊客を見送り、ホテル従業員たちも各々の無念を晴らし次々と成仏していった。そしてマンウォル独りが残ったが無念だったことの真実を知り罪を償い、デルーナは閉館を迎える。マンウォルは生まれ変わり再会を願いながらチャンソンによってあの世へのトンネルに送り出される。そしてホテル・デルーナは消えてしまった。

と、悲しい終わり方と思ったら、最後にチャンソンは「月の夢を見る花」で来生なのか願望なのかハッピーな夢を見ながら良い感じに終演、それに続編を期待させるような終わり方でした。物語としては面白くできているので楽しめる作品と思います。

主役の女優は、イ・ジウン（1993年5月16日生）、男優はヨ・ジング（ 1997年8月13日生）

全16話（2019年）。再生時間は一話73～94分。総時間1,267分(21時間7分）。

「トッケビ～君がくれた愛しい日々～」

トッケビとは朝鮮半島に伝わる精霊、妖怪のようなもの。900年ほど前に主人公の将軍シンは王に妬まれ謀反人として剣を胸に刺され命を落とした。戦とはいえ幾千の命を奪ったため神の罰として不死のトッケビとなったシン。剣を抜けば逝くことができるが、剣を抜けるのはトッケビの花嫁だけ。時代は1998年に飛び、身籠った女性がひき逃げされ本来亡くなるところをシンが神の掟に逆らい命を救う。実はこの時に身籠っていたのがトッケビの花嫁となるウンタクだった。ウンタクは幼いころから幽霊が見える。そしてウンタク9歳の誕生日に母親が亡くなり、本来生まれないはずのウンタクは死神に追われることに。叔母に引き取られたウンタクだったが、叔母はウンタクの母が残した保険金目当てで引取っただけでイジメていた。そして10年後ウンタクは自分の誕生日に一人海で願い事をしたとき偶然シンを呼び出してしまう。ウンタクはシンを最初は守護神と思っていたがトッケビと気付き興味津々となる。シンはトッケビの花嫁とは思えず、どこでもドアのように扉を開けると行きたい場所へ通じさせることができる扉を開けウンタクから離れようと移動した時にウンタクも扉を開け同じ場所に移動できてしまった。そこでシンは驚き胸に刺さっている剣が見えるかウンタクを試してみたが見えないと言われ不思議に思う。本当はウンタクには剣は見えていたがそれを言うと何をされそうか怖くて言えなかったのだ。そんななかウンタクを追っていた死神はシンが早く逝くことを望んでいていつしかウンタクの味方になっていた。死神の恐怖は無くなったが叔母がウンタクのいないうちに引っ越してしまい帰る場所が無くなったためシンの住居を幽霊から聞き出し、そこでシンに剣が見えることを暴露、一緒に暮らし始めることに。実はそこは死神も一緒に住んでおり可笑しな共同生活が始まった。そしていざ剣を抜こうとしたが剣に触れることが出来なかった。ただウンタクは剣を抜くとシンが逝ってしまうことを後で知り心を揺らす。その間に死神は人間の女性に初々しい恋をしていた。だが死神は手を握ると相手の前世が分かり、キスをすると相手に前世が甦る。そして偶然彼女の前世はシンの妹であったことを知ってしまう。またウンタクは悪霊から死神の前世はシンを殺した王であったことを知らされた。更にこの悪霊は王をそそのかしシンを死に追いやった張本人であり、悪霊を葬るためには胸に刺さった剣で切るしかない。シンは決着をつけるべくウンタクに剣を抜かせ悪霊を切り自らも消滅した、ただシンは昇天ではなくあの世とこの世の間に閉じ込められることを自ら選択して完全に消滅したわけではなかった。ただ神はシンを知る全てのものから記憶を消した。そして9年後にウンタクは自分の誕生ケーキのろうそくの火を吹き消した。するとシンが消える前にウンタクとの契約していたことに基づきシンは呼び戻された。しかしウンタクにはシンの記憶がなく戸惑っていたときに一通のエアメールが届いた。それは10年前にカナダで自分宛てに書いた手紙だった。だがその記憶もなく不思議に思いカナダへ確かめに行く。そして全てを思い出したのだ。二人はしばらく幸せな時間が続き結婚したのも束の間で、ウンタクは交通事故により命を落としてしまった。ドラマは悲しい最後でここで終わりと思いきや、時は流れ記憶を持ったまま生まれ変わったウンタクが現れハッピーエンドに。

この作品はホラー系かと思いきや結構コメディぽい内容が多くとても面白い作品です。

主役の女優は、キム・ゴウン（1991年7月2日生）、男優はコン・ユ（ 1979年7月10日生）

全16話（2016年）。再生時間は一話62～88分。総時間1,204分(20時間4分）。