早速ですが定年後にやりたいことは決まっていますか。
再雇用にて慣れた職場で引き続き働く、もしくは再就職で新しい職場で働く。
人生100年時代なので身体が元気なうちは働いて稼ぎたいという方も多いと思います。
令和2年度の政府統計資料
出典:「令和2年度 第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果(概要版)」(内閣府)より抜粋

定年退職したら何するの?

YouTuberになってシニア向けに生活情報発信しようと思うんだ
充分働いて、退職後いざのんびり暮らそうとした時に、例えば70歳まで働いたとして残り30年余りのことも考えておかないと頭も身体もなまってしまいますよね。
そこで「趣味」を持っていることが良いという話になりますが、今は趣味を活かして稼ぐことも行いやすい環境にはなってきています。
自分が楽しむだけの趣味ももちろん良いのですが、せっかく手間ひまかけ時間を費やしたのに自分だけで満足するのは勿体ないと思いませんか。
自分の趣味が他の方の役にたてば趣味としてのやり甲斐にもなりますので、働きながら趣味も育て、いざ趣味に専念できるようになったら趣味を活かして収益化にトライしてみるのも楽しいのではないかと思います。
うまくいけば年金プラスお小遣いで少し余裕ある生活もできます。
そんなことを思いながら趣味を探したり、今趣味をお持ちであればどう収益化につながりそうかと考えてみるのも面白いと思います。
定年退職後に趣味を持つことの意味
- 頭や身体を動かすことでボケ防止にもなる。
- これまでの経験値が他の方の役にたつ基盤を作れる。
- 同じ趣味を持つ人たちとの出会いや仲間ができやすい。
- 老後の生き甲斐になる。
- 夫婦での良い距離感を保てる。
定年退職後の趣味の見つけ方
仕事と全く関係のない趣味でも、仕事で得た知識・スキルを活かしての趣味でも、まずは継続できそうかを考えてみましょう。
知り合いにゴルフが大好きで老後の趣味にと思っていたが、仕事を辞めたら徐々にプレー回数が減り、どうも趣味としてはコストがかさむのも原因らしいのですが、とうとうゴルフをしなくなってしまったという方がいました。
でもゴルフが大好きであればゴルフにまつわる話、例えばゴルフクラブの特徴や選び方ポイント、プレーしたコースの攻略法や歴史などをSNSなどで紹介するとかの情報発信を趣味とするのもありと思います。
つまり身体を動かすスポーツ系の趣味で身体の衰えなどによりプレーしづらくなってきても、それまで培ってきた知識やスキルを第二段階の趣味として移行していくことで趣味を継続することができます。
お金になりやすい趣味
情報提供・提案型はお金につながりやすく、パソコンやスマホとネット環境さえあれば、初期費用も無料から始めることができるSNS系は人気があります。
例えばブログなどでこれまでの趣味を記事にして紹介しつつ、その記事に広告を貼り広告収入を得たり、趣味で使用した道具などをレビューしてその商品がオンライン上で販売されたらインセンティブを得るようなことが可能となります。
但し、記事が読まれるようになるまでには相当の時間(少なくとも数か月)は要します。
また趣味のカメラで撮影した写真データを販売できるサイト・アプリがいくつかあります。
利用目的は様々ですがブログのような記事に使用する写真素材などとしても販売されています。
もともとの趣味を収益化に連携させやすいツール
- ブログ
- YouTube
教育系や面白系のツールとしてはバッチ機能と言われる投げ銭などでの収入を得ることができますが、もともとの趣味との連携ですと少し工夫が必要かもしれません。
- TikTok
老後からでも始めやすい趣味
60歳超だからやれない趣味はないと言っても過言ではないと思います。
但し、身体に過度な負担をかけたり、生活に支障がでるほどお金をかけてまでするのはお勧めできません。
家族や周囲に迷惑をかけず自分のペースで進めれるものを選びましょう。
収益化を視野に入れるのであれば、まずは無料版ブログと合わせて始めてみてはいかがでしょうか。
趣味項目とSNS連携
趣味自体の楽しみ方などにつきましてはインターネット上でも色々紹介されていますので、ここでは趣味項目と第二の趣味としてSNSなどで文章や写真、動画にて情報発信するとしたらどんな感じなのか情報発信の一例も付けてみました。

長く続けられて自分に合った趣味はどれなんでしょうね

SNSと連携するならどんな感じになるのかな
主に屋内・自宅での趣味
趣味項目 | 情報発信の一例 |
---|---|
DIY(日曜大工) | 工具、道具の種類や選び方、作業工程 |
家庭菜園・ガーデニング | 初めての家庭菜園のお薦めの種や作業工程、道具、肥料 |
料理・お菓子作り | 秘伝の調理、手順、隠し味、レシピの公開 |
楽器 | オリジナル曲の楽器演奏テクニックを動画披露 |
イラスト | 書き方ポイント、書上げていく工程や完成した自作品 |
油絵・水彩画・デッサン | 道具の種類や選び方、書上げていく工程や完成した自作品 |
水墨画 | 水墨画で一味違う年賀状作り |
書道 | 左利きでも上手に書けるコツ |
彫刻 | 木彫りの作り方、道具の種類 |
絵手紙 | 時候の絵、流行りの絵の題材選び方 |
俳句 | 面白い俳句の作り方 |
麻雀 | イカサマの種類と見破り方 |
将棋 | これから始める方向け駒の並べ方、動かし方、最初の一手 |
囲碁 | 囲碁の面白さ醍醐味、ルールや進め方、考え方、最初の一手 |
ゲーム | 60代から始めたゲームのプレー中動画を解説しながら紹介 |
プラモデル製作 | 丁寧に仕上げるための工夫、工程を動画解説 |
ジグゾーパズル | 複数人で競争して完成までの取組み風景を動画で見せる |
クロスワードパズル | 高齢者向き脳トレクロスワードの作り方 |
音楽鑑賞 | 堪能できるお薦めヘッドホン |
映画鑑賞 | 堪能できるお薦めモニター、サラウンドスピーカー |
読書 | 読書が好きになるコツ、飽きさせない読み聞かせ |
小説執筆 | 小説執筆するためのお薦めパソコン、ソフトや設定紹介 |
瞑想 | 邪念ゼロの集中力を高める瞑想のやり方 |
盆栽 | オシャレ盆栽、ミニ盆栽の作り方 |
生け花 | 華道の基本、服装、始めるため準備するもの |
陶芸 | 自宅で陶芸するための道具 |
手芸 | 手芸お薦めキット、はぎれ生地で作るぬいぐるみ |
刺繍 | 刺繍の技法や種類、完成までの工程を動画解説 |
ブログ | 文章と写真などでもともとの趣味内容などを紹介 |
YouTube | 動画でもともとの趣味内容を紹介 |
主に屋外・自宅外での趣味
趣味項目 | 情報発信の一例 |
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カメラ(写真) | 売れる写真素材の構図、撮影のための小道具 |
落語鑑賞 | 寄席初心者の楽しみ方と笑いのルール |
舞台鑑賞 | 舞台鑑賞でお薦めオペラグラス |
スポーツ観戦 | スポーツ観戦用のお薦めクッション |
歌舞伎 | はずせない合いの手の入れ方とタイミング |
史跡・神社・仏閣巡り | 神社巡りでやってはいけないことって |
ツーリング | バイクツーリングの必需品と雨対策 |
ドライブ | 長距離ドライブで疲れないコツとあると便利なもの |
美術館巡り | 美術品はどこをどう観るの(感想の答え方) |
競馬鑑賞 | 競馬予想の仕方、考え方あれこれ |
天体観測 | 星と星座の観測方法 |
カラオケ | ポケカラで高得点の出し方とフォロワーの獲得方法 |
温泉巡り | 温泉巡りお薦めルート紹介、必須の持ち物 |
国内旅行 | 一人旅レビュー(楽しかったこと、ヤバかったこと) |
海外旅行 | 初めての海外一人旅の楽しみ方と注意点 |
主にスポーツ系の趣味
趣味項目 | 情報発信の一例 |
---|---|
登山 | トレッキングシューズのこだわりたいポイント |
ウォーキング | 目的別ウォーキングの始め方と注意点 |
キャンプ | ソロキャンプの楽しみ方と必須アイテム |
筋トレ | 60代から始める筋トレの効果と継続させるコツ |
ヨガ | ヨガ初心者向けのお薦めポーズ |
太極拳 | 太極拳に合うお薦めの曲 |
スイミング | スイミングダイエットの効果レビュー |
釣り | 仕掛けの種類と釣れる魚 |
サイクリング | 自転車の種類と特徴、長距離にお薦めの自転車 |
アーチェリー | アーチェリーの始め方と初期費用 |
「情報発信の一例」は、googleキーワードプランナー、Keyword Toolによるキーワード検索の結果を参考にしています。
まとめ
定年退職後の過ごし方として、お小遣い稼ぎにつながりそうな趣味の楽しみ方を紹介しました。
- 自分だけで満足する趣味では勿体ない。
- 趣味を持つことは自分自身のみならず周囲の方へもお役にたつ。
- どうせなら趣味を収益化につなげてみよう。
- やりたいことが複数あれば全部趣味にしたらいい。
- 趣味を見つけたらブログやがYouTubeなども合わせて始めてみよう。
高齢化が進み、2020年9月現在の総人口に占める65歳以上の割合が28.7%(総務省統計局)と増加傾向にあります。
またこの記事を作成するときに高齢化の人口推移を調べてみましたが、欲しい形式では見つからなかったため総務省統計局や政府統計の総合窓口(e-Stat)等のデータを元に加工してみました。
結構手間がかかるものでしたので、もしご興味がある方は下記をご参考にしてください。
高齢化人口を知りたくて日本の人口推移を2020年度まで調べてみた!
この増加するシニア層がやり甲斐を持って生活できることを願いつつ、趣味の幅を広げてセカンドライフを大いに楽しみましょう。